保育が必要な人のところへ届ける保育士

はじめに
ごあいさつ
私は、皆さんがイメージされる保育士とは違うかもしれません。
はじめに
保育園には居なくて、保育が必要な人のところへ行く保育士です。
びっくりするような環境。

そこにも、子どもたちがいました。

おじいちゃんやおばあちゃん…
ひきこもる大人もいました。

共通したのは、
  1. 当たり前が当たり前じゃないこと
  2. あまり、笑わないこと
はじめに
じゃあ、目の前の人がどうやったら、
笑顔になるか。

ただ、それだけを想い、動きました。

誰かを一人にしない、さな保育。
保育は、人です。
保育という概念をこわしたら、すべての人へ繋がりました。
こどもだけでなく「すべての人」を一人にしないことが「保育」だと思うのです。
この想いが当たり前になりますように。
2020年7月20日一般社団法人こどもになるスタート
それぞれの分野で活躍する仲間と共に設立しました
児童発達支援・放課後ディーサービスル・クッカー
私の「誰かを1人にしない活動」を応援してくれるのは
福祉関係者だけではありません。
それが、心から嬉しく大きな可能性を感じています。
2017年12月より、児童発達支援・放課後等ディサービスルクッカーの責任者も兼任しています。



児童発達支援・放課後ディーサービスル・クッカー
レストランが舞台の本物しかない場。
こどもたちとプロが出会う場。
私は、プロを「本気の大人」と呼びます。
障害あるこどもたちの学童保育のような場で「なぜ、フランス料理店が福祉?」とよく聞かれます。
関係ないと思われている分野と一緒に福祉をすること。モデルケースのない0から1を創ることが、社会を変えるキッカケになるかもしれません。

現場には、毎日ドラマがあります。
おもてなしのプロたちが居る場は「ありがとう」が飛び交っています。
ここでは、誰も否定されません。
お母さんが「すいません」と謝るのではなく、
「ありがとう」を浴びてほしい。

毎日毎日、子育てありがとうございます。

ル・クッカーもさな保育も「こどもの支援」と思われがちですが…

大人が元気でいてください!

大人が元気じゃないしわ寄せは、すべてこどもたちへいくと思うのです。
大人が笑うと、こどもたちも必ず笑います。
だから、大丈夫になるのです。
場所をかまえず「誰かを一人にしない」を貫くのが
一般社団法人こどもになる(さな保育)です。
こどもへの想い
こどもへの想い
私は、障害ある子も無い子も一緒に過ごす「統合保育」の実践を重ねてきた中で
「昔ながらのあそび」は、どんな状況の子どもたちにも響くと思っています。

そのものの感触を楽しむことから始まり、子どもたちは何回も何回も同じことを繰り返します。
あそび方なんて無く、一人ひとりの表現があります。
お手玉・鬼ごっこ・わらべうた・あやとり・けん玉・手あそび・絵本etc.
こどもの枠を超えおじいちゃんおばあちゃんたちも喜ばれますから、
保育の中で常にやってきました。

集団であそぶ時はあえて、高度なあそびよりもこのような保育内容を大切にしてきました。

私はお手玉を持ち歩いています。
お手玉を作ってくれるのは、故郷にいるおばあちゃん。私は、おばあちゃんと一緒に仕事しています。

一人ひとりいろんな背景を抱えた子育て。
「なんて親だ」「なんて子だ」というまわりの目に耐えられない時だってあります。
子育ては、まわりの目との闘いだと感じることもあります。
そんな時、お手玉の感触だけでも落ち着いたり…
わらべうたは、こどももおとなもホッとします。

集団の中でこどもたちは共に育ちあうと思うのです。

社会の環境や制度はどんどん変わっていきます。情報がありすぎ、逆に孤立化が進む傾向にあるかもしれません。
その中で、私が大切にしたいものは、伝承されてきたあそびやカタチの無いもの(料理、音楽、絵画、アートetc.)だったりします。
こどもたちにとっては「見ること」も遊びであり、生活にも遊び心を持ってるんだと感じます。
こどもは、憎しみをも希望に変える
こどもは、憎しみをも希望に変える
憎しみの矛先を人ではないところに、持っていくこどもたちは…
  1. 否定しない
  2. 質問する
おとながこどもに見習いたいところです。
一番最悪なことと一番どうでもいいこと、
この二つを同レベルで考えたらおもしろいと思うのです。
  1. どんどん下手になればいい。
※例えば、こどもの絵。大人の完成された絵より、私は未完成のこどもの絵の方が美しいと想います。
  1. 考え続けていることって、そこまで考えないといけないことかな?
  2. どうでもいいことって、ほんとにどうでもいいんかな?
という捉え方で子供に接したら「見える世界」が変わりました。
魔法の言葉「そっか~」
魔法の言葉「そっか~」
賛成も反対もない、
ただ、ただ信頼しているよ。

こどもたちは「承認」されると、安心します。

どんなことも一度「そっか~!!」と受けとめてから、おとなの気持ちを伝えると、こどもたちはしっかり聞いてくれます。
命とは…
命とは…
生まれてきてもこなくても… 誰かを動かす力が「命」だと、私は考えます。
命に寄り添うとは、見える部分だけでなく、見えない部分にも。
結婚しているしていない、子どもが居る居ない、男である女である、障害があるない、日本人であるないetc.

見えない部分で不安を抱える皆さんへ
さな保育にできることを考えます。
こどもへ伝える言葉
こどもへ伝える言葉
子どもにとって「質問されること」「相談されること」は、大人が思っている以上に嬉しいのです。
大人の皆さん。もっともっと、こどもたちに質問・相談してください。
大人がこどもに教えるのではなく、こどもに教えてもらいましょう。
そんなフラットな社会がいいな☆
全てをフラットに!!

みんなちがって、みんないい。
みんないい。の為に動く大人でありたいです。
さな保育インタビュー

西さん
ルクッカーインタビュー

愛理ちゃん ご家族

清四郎君 お母さん

ゆうこちゃん お母さん

ルクッカー風景
さな保育 社会科見学

ルクッカー風景