保育が必要な人のところへ届ける保育士

さな日記
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◆たとえ、たった一人でも◆

カテゴリ : キミノテプロジェクト

キミノテプロジェクトという活動の中で、残した想いです。 
2018.6.21 
初めて「伝えること」にしっかり向き合った日です。 
 
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ル・クッカー責任者の瀧 幸子です。

いつも応援いただき、心から感謝申し上げます。
今日は、6/21にお話しさせていただく講演タイトル
『たとえ、たった一人でも』に込めた私の想いを書かせていただきます。



SANA保育。

保育園に行けないような人たちのところへ、
保育を届けるようになった私ですが…
なぜ、そうしたのか。
原点に戻り、考えてみたら
「誰かを一人にしたくなかった」
「大人の味方でいたかった」
ただ、それだけでした。


キミノテの仲間との出逢いは、
私の中にある「考え方」を大きく動かしました。


昨年秋。ル・クッカーを立ち上げるために責任者となった私は、水面下での仕事に崩れそうでした。
国や市町村とのやりとり、会議、研修、拒否反応も出るくらい嫌な請求作業やパソコン作業。
ル・クッカーが始動する前後は、周りの期待と現実とのギャップに、毎日苦しみ泣いていました。


でも、そんな私を放っておかなかった、
プロ(本気の大人たち)がいます。


どうしようもない時、そっと味方でいてくれる人たちの存在に…
私は、SANA保育でやってきたことを逆の立場で感じていたのです。



たった一人でも、自分のことを自分以上に、信じきってくれる人がいること。
そこまでの想いになると、人は動くということ。
私を放っておかなかった人たちは、見える部分ではなく、見えない部分を支えるプロたちでした。


「縁の下の力持ち」の存在は、

日々現場に居る私にしか見えない部分もあります。ル・クッカーの現場は、毎日がドラマみたいです。



人前で話すのは好きではない私が「伝えたい」と思えたのは…
私の実践を伝えることで、
誰かが一人にならないかもしれない。
逢いに行けない人たちにも、届けたい。
そう思えたから。
そこまでの想いと覚悟ができた時に、人は動く。
だから、私は動きます。

「誰かのたった一人」は、
身内でなくても友人でなくても…自分のことを自分以上に信じきってくれる、
応援してくれる人であればいいのです。


それがホンモノの愛だと、私は思っています。

自分が、誰かのたった一人になれたら、きっとそれが人の渦になっていくと信じます。


この想いが、届きにくい人たちへこそ、届きますように…。


言葉に詰まってしまうかもしれませんが…私にだからこそ伝えられるメッセージ。
当日は、心を込めてお話しさせていただきます。


---縁の下の力持ち (瀧 幸子)---------------
https://faavo.jp/osaka/project/2433/report/15728#pj-single-nav
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2019-06-06 13:55:39