保育が必要な人のところへ届ける保育士

さな日記
さな日記 数年前からnoteという場に、私の実践や想いを伝えています。
最新情報は、こちらnoteよりご覧ください。
あたらしいカタチの実践のヒントや皆さんが動くキッカケになれば幸いです。

note
RSS

◆ありがとうの場所◆

カテゴリ : ルクッカー
レストランは、
ありがとうが飛び交う場です。
そこに来てくださる方たちが
否定されることはありません!

笑えなくて
食べれなくて
もう嫌だなって言ってたお母さんが
ランチに来てくださいました。



今日は娘さんの誕生日だったけど
色々あって、本人は来れず…
お父さんも来れなくなったけど
お母さんとお姉ちゃん。

「料理、写真撮ろうや」
「2人で食事なんて久しぶりやな」
「こんなに食べれた!」って
たくさんの笑顔は、私の安心感です。

本人がいてもいなくても
今日は、彼女が生まれた日。
スタッフみんなで
Happy Birthdayを歌いました。

お母さん
ほんとうに毎日
子育てお仕事ありがとうございます。
シェフがプレートに
メッセージを描いてくれました。

お母さんを笑わす為、私は
縁の下の力持ちと料理のチカラをかります。
ル・クッカーに
「なかなか来れなくて、
料理できず…ごめんなさい」
なぜか、いつも、お母さんは謝ります。
「料理じゃなくて、いいですよ!」
シェフなのにそんなこと言ってます。笑
うれしくなります。

ここで福祉をしてよかった…と思う瞬間。
私は、お母さんを謝らせたくない。
お母さんこそ
「ありがとう」を浴びてほしいです。



レストランが舞台のル・クッカーを
当たり前にしてくれてる
縁の下の力持ちなスタッフたち
※写真は、
ブライダル武田さん作のスタッフ紹介
いつもありがとうございます。

おいしい料理は
誰かの生きるチカラになる。
人が食べる姿…
昔から私は、胸がきゅ~ってなります。
食べれるって、当たり前じゃなく
ほんとうに幸せなこと…
この前「もう嫌!!」って
そのまま、お母さん崩れていきそうで
こわかったけどよかった。

誰かといれば、結構いけてる
今日のお母さんは
ランチがスティックパンだけでも
笑ってたかも(大袈裟だけど!)

私は、勝手に、そんな風に思います。
ずっと、
お母さんの味方でいるって決めています。

2020-02-10 11:59:18

◆あたらしいカタチの就労支援◆

カテゴリ : ルクッカー
就労支援…
このお堅い言葉に
みなさんがイメージされるのは?

みんなちがって、みんないいと


言うけれど…

障がい者の就労について
多くの人のもつイメージが
あるような気がしています。

あたらしい就労のカタチ。


FDA理事の成澤俊輔さん


ル・クロオーナー黒岩(ムッシュ)の


そんなイメージが、ちょっと変わる時間。

私もお二人のあいだに入り
質問やここでの実践をお伝えしていると
共通点も見えてきました。

「働けない」と思われてる誰かを


「働ける」に繋ぎたい。


もし、特性ある人が

「これしかできない」とバカにされても
それが「仕事」になった瞬間
誰も、何も、言えなくなると
私は思えてなりません。



ル・クッカーは

働く大人とこどもたちが繋がる場です。


モデルケース無いと言われる放デイですが

私は、当たり前にしたいのです。
働くことが、生きることだとしたら
どんな人も、そこに繋がったら、笑える。
お二人の話を聞きながら
いつも現場で見ている景色は
やっぱり、希望だと思いました。


「世界で一番明るい視覚障害者」



成澤さんが

「どうにもならないことに慣れている」と。
そっか…だから、口だけでなく、動く。

全盲の成澤さんは

見えないから、
人の見えない部分が、見えるのかも。
目が見えないことはプラス!

笑顔で楽しそうに

「大丈夫」って言われたら
もう、大丈夫でしかありません

※成澤さん…

大好きなポテサラだと思って買ったのに
口に入れた途端「おはぎ」だったと。爆笑です。。

こんな遊び心満載な講演会。
平日のお忙しい時間帯
ル・クッカーのお母さんだけでなく
さまざまな分野の方々がお越しくださり

とてもうれしかったです。


実践がたまると

伝えたいことがどんどん増えます。

出会ってほしい人たちも増えます。


こんな時間を

またつくっていけたらと思います。
ありがとうございました


2020-01-28 19:07:29

◆おおきな家族◆

カテゴリ : ルクッカー
2020年1月6日 新年餅つき大会

バリューラボFUKURO&ル・クッカーあー、 、楽しかった♡
毎年ル・クッカーのお父さん(阪本シェフ)のご両親も、参加してくださるのです。

伝承していくこと。


いろんな世代がごちゃごちゃになること。

本物を体感すること。
みんなでワイワイすること。
みんなで食べること。

こういう空間で、こどもたちは

心から安心してるように思えてなりません。
若い世代だけの時より
年配の方がいてくださる時のほうが
その安心感は、増すように感じます。



おおきな家族。

赤ちゃんから
10代
20代
30代
40代
50代
60代
70代…

すべての世代が、一緒に楽しむ空間。

こどもも大人も笑います。

私は、田舎の大家族の中で育ちました。

「ただいま」って帰ると

お父さんお母さんはいなくても
「おかえり」って
おじいちゃんおばあちゃんが居ました。

あの時のホッとするキモチ。


餅つき大会の日に

あの感覚を思い出しました。


そして、就労支援(18歳以上)の

バリューラボFUKUROと
児童発達支援・放課後等デイサービス(18歳以下)の
交流の場にもなり
みんなちがってみんないい時間。


さいごに、

阪本シェフのお父さんとお母さんへ
感謝状(こどもたちの絵とメッセージ)

みんなで贈り物を届けました。


心からありがとうございます。


レストランは、誰かが急に来ても

「ありがとう」の世界です。
誰も否定されません。

ここだからできる

あたらしい福祉のカタチがあると思います。

今年も、たくさんの人と人が

ごちゃごちゃになれる場をつくります。


2020-01-10 12:43:00

◆特別授業◆

カテゴリ : ルクッカー
「今日、料理せーへん!」

そっか、そっか。

じゃあ、さっちゃんのお仕事手伝って!って、行った先にあった
ホワイトボードで、特別授業。

とよとみひでよし

とくがわいえやす
おだのぶなが
↓↓↓



さっちゃん、漢字で書いて!!
(豊臣秀吉の臣を巨と書いて、怒られた)

すごい勢いで消して

次は、難しいで~と、たしざんの問題。
この時、彼女は先生だから
「大人」になるのです。

「大人」な気持ちの時は

勉強も、生活も、あそびも…
スイッチが入り、なかなかイケてる
生徒役の私は
こどもになっていました。

私だったら

もっともっと、早い時期に
かっこいい大人(プロ)と出会いたい。

「こんな大人になりたい」って

憧れの存在を見つけたい。
そう思いながら、問題を解きました。



2019-12-29 16:31:39

◆すてきなチェロ弾き◆

カテゴリ : ルクッカー
「セロ弾きのゴーシュ」
私が、童話の中でしか知らない楽器。

チェロを操るアーティストは

いつもル・クッカーに来てくれる
しおんちゃんです。


すっごくチェロが好きなんだなあ。



彼女の表現する場をつくり

彼女の存在をみんなに知ってほしいって
いつもニコニコ

人と繋がるお父さんお母さん。


すてきだなあ。


素敵な美術館で、生の演奏。


しおんちゃんは

宮沢賢治の童話のゴーシュじゃないけど
なんだろう…
たくさんたっくさん
練習したんだろうなあ。

いろんなことあったんだろうなあ。

見えない部分を見た気がしました。

私のまわりには

小さなアーティストたちが
たくさんいます。

「セロ弾きのしおんちゃん」


一人ひとりの童話が書けそうです。




2019-11-13 04:24:37

1 2 3 次へ