保育が必要な人のところへ届ける保育士

さな日記
さな日記 数年前からnoteという場に、私の実践や想いを伝えています。
最新情報は、こちらnoteよりご覧ください。
あたらしいカタチの実践のヒントや皆さんが動くキッカケになれば幸いです。

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◆ル・クッカーの仲間◆

カテゴリ : ルクッカー
ル・クッカーには
たくさんの仲間が来てくれます。

げんちゃん♡
見ること、触れること、におうこと…
ぜんぶぜんぶが体感。

本物しかない場で、プロと一緒に
たくさんのキッカケを掴んでほしいです。
できる、できないじゃない。

料理は答えがなくて、いい!と
私は思うのです。

げんちゃんパパ・ママの遊び心も
だいすきです。
また来てね♡

開始位置
2019-10-11 22:25:42

◆目に見えない障害◆

カテゴリ : ルクッカー
2019.2.2
チョコペンアート教室に
一人で来た女の子がいます。


彼女は、じっとしてることが苦手です。



思ったことをすぐ口に出します。

表現が、あまり気持ちいいもので無い時も。

ル・クッカーに来ると、
料理より違うのが気になっちゃう女の子。
漫画や絵が大好きです。

彼女のお父さんお母さんに
元気でいてただかないと困るので!

安心して離れてくださいの日です。

チョコペンアート教室がはじまり
澤田さんの手元がスクリーンに写され…彼女は、直接見たい。

実演の場にかけより、手を出す!

質問しまくる!


澤田さんを「おっさん」と呼ぶ(/。\)



「何てこと!」と怒られるパターンです。


でも、その日、彼女を否定する人は
誰もいませんでした。

目に見えない障害は、
まわりの人たちから見えにくく
「問題児」と捉えられることが多い。

でも、そこには必ずワケがあります。



「躾(しつけ)がなってない」



きっと親御さんは、
誰かの言動に傷付き、我が子を思い
悩まれていることでしょう。

いつも


「すいません」と言っておられます。



当事者ではなく、まわりの理解の問題だと

私はいつもいつも思います。

ル・クッカーには、

目に見えない障害を抱えるこどもたちがたくさん来ています。

チョコペンアート教室当日も!
澤田さんが


「チョコペン先生、おっさんなっちゃった!」



と答えてくださって、会場に笑いが☆


大人に遊び心があると、腹がたちません。


私は、ここを
親御さんが謝らなくていい場にしたいです。

たくさんたくさん
ふんばっておられるはずです。

ル・クッカーではピンチが笑いになります☆


彼女が書いた日記を
お母さんが送ってきてくださいました。

はちゃめちゃしてたけど、
しっかり見て感じてたんやね!


すべてのこどもたちがほんとうに愛しいです。

これだけ表現できる彼女は、


決して「問題児」ではなく「希望」です。


2019-06-27 08:33:42

◆こどもレストランとは◆

カテゴリ : ルクッカー

*こどもシェフが料理でおもてなし
*お客さんはご家族や一般の方たち
*「誰かが喜んでくださるから報酬がある」
体感を通し、こどもたちへ伝えます。

2019.3.24

たくさんのお客様の前で


「ようこそ、こどもレストランへ」



堂々と伝えるこどもたちの姿が
とてもとても愛しかったです。
みんなでパン生地を丸めた後、グループに分かれ、シェフと一緒に
・温製・冷製・デザート作り。集中力が続きにくいこどもたち。

でも、不思議です。


「働く」という意識


「仕事」という雰囲気の中だと

なんだか、ふんばれてしまう。

こどもも大人も



「誰かのため」だと動けるのかな。



第3回目でしたが、

こどもレストランをする度に思います。
彼ら彼女らが、社会に出る前に


「働くこと」「報酬」を体感する場は、



極端に少ないと感じます。


だから、私たちがそういう場をつくります。

ランチ代をいただいた中からお給料をこどもたちへ。
またまた、不思議です。

大人のほうが嬉しそうなのです。

笑顔いっぱいのこどもたちの側で
大人がそれ以上の笑顔でいっぱいになる。

ル・クッカーの現場で
毎日当たり前にある光景です。


「ありがとう」が飛び交う



レストランが舞台のル・クッカー。
モデルケースは無いけれど
ここから発信できるメッセージは無限大だと感じます。

誰よりも、何よりも
お父さんお母さんの表情が優しくなる。
答えはないですが、私にとっては、それが答えです。

大人が元気でいてください!
それが、すべてのこどもたちの


「大丈夫」に繋がります。



今回も縁の下の力持ち
スタッフの連携が心地よかったです。
毎日お仕事ありがとうございます。

そして、
ル・クッカーを支えてくださる皆さん心から感謝申し上げます。

ゆっくり、ゆっくり…


目の前の誰かにとってのキッカケを
つくっていけたら幸いです。








2019-06-26 10:19:32

◆学校行かんかったらいいのに◆

カテゴリ : ルクッカー
お迎えに来られたお母さんが
表現が無く…寂しそうで。
声をかけたら、
学校での悩みがぶあ~っと溢れました。

お母さん、最後に


「…もう!
学校行かんかったらいいのに!」と。



登校拒否する子の親御さんに
どうしたら、行くやろ?って
相談受けることはよくあります。

その逆。はじめての言葉。
学校行かない選択の方が、
お互い楽になるのでは…。

その発想は、
今までもこれからも
ずっと子育てをふんばるお母さんの
本音だと、私は思いました。

勉強が大嫌い。
じっと座っていられない。
友だちや先生の揚げ足をとる。
急に怒る。
本人もよくわからないと思うんですが
集団で過ごすと、そうなる。


でも「休憩時間が好きやから」
彼女は、学校に行くんだそうです。


そっか…好きな時間がある。

シングルマザーで
介護の仕事をされてるお母さん。
もし、彼女が
「学校行かない選択」をしたとしても
大変さは、変わらないかもしれません。

授業も宿題も
「~しなければならない」が多い。
お母さんは、
それが苦痛だとおっしゃいました。

保護者会や交流会も
プレッシャーになるんです、と。

うまく表現できませんが
どうしようもない状況が
ちょっとしたキッカケで楽になる。
そんな時間をつくりたいと思いました。

環境をつくるのは、私ですが
表現するのは、お母さんです。

1日のほとんどを過ごす学校で
我が子が楽しめ、笑える状況。
私だったら、それが一番の安心感です。

地道で長期戦ですが、
大人が元気でいるための作戦を考えながら
私は、実践を繰り返していこうと思います。

素敵な学校の先生がたくさんおられます。
教育も、人だと思います。

彼女にしかできないことを
一緒に感じ、
一緒に動く大人が居てほしい。
ただ、現場の大変さも身にしみて感じます。

それでも、そういう大人になりたいです。
それが、お母さんの味方でいることだと
思えてなりません。
 


2019-06-11 06:49:05

◆ボクのコック帽◆

カテゴリ : ルクッカー
地球、水星、火せい、しりうす、太陽。



素敵だな。
かぶりたいな。


呼吸機能に障害ある
小さい彼は、
なかなか運動ができず
やったことない経験のほうが多い。

お母さんが教えてくださいました。

お母さんの目標
「離れること」だそうです。

ゆっくり、
しっとり、
彼は、料理(おいなり作り)を楽しみました。

ゆっくり、味わって、
おいなりさん3つ食べたのです。

お母さんが戻ってこられた時、
彼はしゃべらないけど…
満面の笑み。

そしたら、お母さんが
それを上回る満面の笑み!!

安心して離れてください。
ここでは、みんなが笑っています☆

お気に入りのコック帽をかぶり
本物のシェフとかかわると
魔法にかかったような子どもたち。

料理の後も、みんなの居場所です。

小さい彼は、黙々と…
また
地球、水星、火せい、しりうす、太陽。

嬉しそうに
スケッチブックに描きました。
 


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