保育が必要な人のところへ届ける保育士

さな日記
さな日記 数年前からnoteという場に、私の実践や想いを伝えています。
最新情報は、こちらnoteよりご覧ください。
あたらしいカタチの実践のヒントや皆さんが動くキッカケになれば幸いです。

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◆プロとこどもたちが見える場所◆

カテゴリ : ルクッカー
ル・クッカーのお母さんが
お迎えに来られて、

すぐ、

「さっちゃん!!」
私「おかえりなさーい!!」
「上見たら、うちの子とシェフが
 料理してて

なんか、泣きそうやったよ…!!」

私「そっかあ…」

私たちがル・クッカーしている

反対側が、社会です。

ガラス張りなので
ぜんぶ見えてしまいます。

福祉事業所の中が丸見えって…
私は、いいと思います。
本物しかない場所にどんな人も、当たり前に居る。

赤ちゃんも


スタッフも


就労支援のキャストも


おじいちゃんおばあちゃんも


お客様も


見学・体験の人も


実習生も


外国の方も…。


レストランが舞台のル・クッカー
ここは、社会の縮図かもしれません。
枠をつくると、ある意味スムーズ。

枠をぶち壊したらごちゃごちゃなので

イレギュラーも発生します。

ここで、社会に出る練習を

してくれたらいいと思っています。

ぜんぶ見えるここを

皆さん、上手に利用してください!

それが、私の願いです。

現場の実践が見える環境は

お母さんたちの安心感になるんだと

また、教えてもらいました。



2019-11-11 07:28:30

◆おじいちゃんがやってきた◆

カテゴリ : ルクッカー
◆おじいちゃんがやってきた◆
NHKおはよう関西さんに
放送していただいたル・クッカーの日常。

その翌日、

遠方から来てくださいました。

ワクワクして

いてもたってもいられなかったそう。


「来ちゃいました」



「ボクもシェフと料理できますかね」



見学・体験随時OKなル・クッカー★

うれしかったのは
突然来られたおじいちゃんを
スタッフ誰も否定しなかったことです。

レストランは、

いつ誰が来られても「いらっしゃいませ」
ぜんぶぜんぶ
「ありがとうございます」なのです。

感謝が当たり前にある場に

福祉がある心地よさを
私は、よく感じます。

見た目は大人だけど

こどものように嬉しそうに


おじいちゃんは、厨房へ…



みんなを包み込む若い木下シェフ!

プロって、すごいです。
ありがとうございます。
 
最後に、おじいちゃん


「ボクと友達になってもらえますか」


木下シェフは、握手して、

笑顔で「はい!」
「また遊びにいらしてください」
こんな雰囲気の中
こどもたちはニコニコしてました。


*****

放送後、たくさん
励ましの言葉をいただきます。
こどももおとなも
そこまでの想いになると、動く。
一緒なんだなあ…って思います。

施設っぽくないけど

いろんな人たちがいるけど
福祉っぽくないけど

本物しかない場所。


働く大人に会える場所。


支援を抜いていくことが

支援じゃないかと
私たちは、思うのです。


*****

今日は鹿児島での大きなイベント!
昨日からルクロの仲間たちが行ってます。

見えない部分を支え

一生懸命働くスタッフを
私は、現場で毎日見ています。

縁の下の力持ちさん

かかわってくださるすべての方たちへ
愛を込めて、、
心からありがとうございます。
ずっと、応援します。

2019-10-22 09:50:24

◆未完成がいい◆

カテゴリ : さな保育
私は、
こどもの絵が大好きです。
大人が「下手」と言う絵ほど
愛しくなります。




片付けしてたら、床に落ちてました。
きっと、

そこに紙とペンがあったから。

ただ、描いた絵。

何を想像して描いたのか

質問してみたいし、
残しておきたくなります。


2019-10-22 07:30:36

◆TAKERUライブ in ル・クッカー◆

カテゴリ : ルクッカー
出逢ってほしいアーティスト

自閉症シンガーソングライター

TAKERUこと松田 健さんがやってくる!!


日時:2019年11月12日(火)

15:50受付
16:00スタート
17:30終了予定
場所:ル・クロ・ド・マリアージュ
4階セレモニーホール
https://www.le-clos.jp/shop/shop-mariage/
参加費:1000円
※18歳以下無料

お問い合わせ:06-6949-9292


いつものル・クッカーがこの日は

料理から離れ、音楽の時間になります。
夏に大好評だったTAKERUライブ★
この秋も開催します。

赤ちゃんも

こどもも大人も
おじいちゃんおばあちゃんも
みーんなで、遊びにいらしてください★


2019-10-22 07:25:44

◆こ、わ、い◆

カテゴリ : さな保育
ゆっくりゆっくり大きくなってる4才のMくん。

言葉もゆっくりゆっくり…

会話の技術は無くとも、内面はしっかり育っているので
私たちは、コミュニケーションがとれます。



そうは言っても、親御さんは「言葉でやりとりしたい」

一番の願いです。

私にできるのは、安心感の中で

Mくんの興味に寄り添い、体験を繰り返すこと。
五感を使う遊びで、脳に刺激を送り、発達(言葉)を促します。

今日も大好きな場所へ…お散歩。

のはずが、手を引っ張られ…いつもと違う道へ。
いつもと違う公園にて
はじめての滑り台に登ろうとした、

その時


「…こ、わ、い」って、彼が言いました。


モノの単語ではなく…感情をコトバで伝えてくれました。


私は、ほんとうに嬉しくて

彼をぎゅ~~~~~っしました。

その瞬間、私しかいなかったけど、噛み締め

早くパパとママに伝えたい。

帰ったら、ママはてんかんの発作が起こっていました。



パパが「さっちゃん居る時でよかった」と



すぐ近くの病院がかかりつけなので


お薬をもらいに…

当たり前が当たり前じゃない中で
ふんばり、子育てしている家庭がたくさんたくさん存在します。

「みんなちがって、みんないい」状態
そのためには「みんないい」にする為のまわりの理解が必要です。
知ってほしいです。



 
「こ、わ、い」って…その時の状況をお伝えしたら
パパは満面の笑みで、Mくんを抱きしめました。

子どもの成長が、親の一番の力になると

今日また改めて想いました。


2019-10-13 10:17:02

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